自治行政の独自性 2

現在は、1府12省8大臣庁(大臣庁とは環境庁、総務庁などのように国務大臣を長官にもっている総理府外局の庁のこと)体制がそれです。


これが、しばしば「日本合省国」といわれる各省庁縦割り行政の制度的基盤です。


そのため中央政府全体として統一的な意思決定をしようとする場合、しばしば膨大な手間暇を要する調整過程が必要となります。


省庁分担管理の体制は、自治体にとっても迷惑な縦割りの弊害をもたらすことが少なくないのですが・・・


中央政府自身も迅速・的確な統一的意思決定を確保する上では頭の痛い調整問題を処理しなければならないのです。


そこで、もしこの分担管理体制を変えないというのであれば、省庁間調整を促進する総合調整官庁(例えば経済企画庁、総務庁、国土庁等)の総合調整機能を充実・強化するとともに内閣総理大臣及び内閣の主導性の発揮を補佐する内閣官房機能の強化をはからざるをえません。


いわゆる第二次臨調答申に基づく総務庁の新設や行革審答申に基づく内閣官房の再編整備(内政審議室、外政審議室、情報調査室、広報官室、安全保障室等)は、そうした意図の現れです。


自治行政の独自性

自治体の行政が、国の行政との対比において、どこが、どのように違うか、その独自性を捉えることは「自治体行政学」の形成にとって不可欠な作業です。


この独自性の故事来歴をたどる歴史研究はもとより大切ですが、それは別の機会に譲るとして、以下では、ひとまず現行制度との関連で、その顕著な側面について簡単に触れることにしましょう。


いわば自治行政がどのような諸条件の下におかれているかを解明するための着眼点の提示です。


ここでは自治行政といっているが、当然ながら、地方政府としての自治体の特色に言及することにもなります。


まず第一は、行政部(執行機関)における最終的な意思決定点の相違です。


いうまでもなく、国では合議制の内閣であり、自治体では公選・独任の首長です。


次に分担管理システムについて。


通常閣議に上程される事案には、いわば親元、つまり主務大臣・所管省庁.主管課があり、それは、必要に応じ省庁間調整を経て事務次官等会議にあげられ閣議に回付されます。


国では内閣法に基づき各行政分野ごとに分担管理の原則がとられ、各省庁ともそれぞれに自治領分をもち、相互に分立割拠しています。


家庭のなかの衛生的な問題 10

どうしても早めに並べなければならない場合は、チップス類、ピーナッツ、生クリームを使っていないパンやケーキなど比較的安全なものに限りましょう。


熱い食べものは特別の設備がないと問題を起こします。


下から熱した盆を使う以外に簡単な方法はありません。


熱を伝えやすい金属性の盆がいいでしょう。


残りものは捨てるべきです。


何時間も冷蔵されていなかったし、多くの人の手に触れたものです。


けっしてとっておこうなどと思わないように。


衛生的にかつ温度に注意していればすべてうまくいきます。


大きな会合、とくに地方での集会を任されたときは、環境衛生局に衛生についての相談をするのがいいでしょう。


環境衛生局の入はかなり忙しいのがふつうですが、予防はつねに治療にまさるのです。


2、3の注意をするだけで、仮にあとで食中毒を起こしても調査のための労力を大幅に省くことができます。

家庭のなかの衛生的な問題 9

冷蔵庫や冷凍庫での貯蔵は近所の人や友人に頼みましょう。


しかしそれを運ぶ途中低温を保持できないなら、大量の食べものを持ってウロウロするのはやめましょう。


食べものはつねに急速に冷やします。


どうしても冷蔵庫に入れておかないといけないもの以外は冷蔵庫から出しておきます。


たとえばワインやピー{ルはアイスボックスで冷やせます。


ワインの量が多ければ、風呂の中に氷の袋をいくつも入れ、そこで冷やせばいいでしょう。


急ぎの場合は食べものもアイスボックスで冷やせます。


(ボックスの上部に氷を置くと冷気が下にいきます。)


食べものを皿に並べるのはできる限り食べる直前にしましょう。


並べて見せておくのはほんの2~3時間にし、すぐ片づけてしまいます。


危険性のある食べものを冷蔵設備のないところに1日中、とくに夏期に並べることがあるかもしれません。


食中毒は夏に多いことを覚えておくこと。

家庭のなかの衛生的な問題 8

台所にきちんとした設備がなければ、どんな魔法の杖をもってしても安全な食事を作ることは難しいものです。


しかし次のことは役に立つでしょう。


多くの手があれば仕事は楽になります。


友人や家族に仕事の一部を下請けしてもらおう。


二次汚染の心配をなくすため、加熱するものと生ものとはまったく時間がちがうときにしましょう。


メニューに危険性の少ない品を選ぶのはあなたの裁量でしょう。


たとえば七面鳥のような大きな鳥や骨つき肉の大きいものはやめます。河成鎮美子さんによると、加熱・冷却や冷凍・解凍ないし再加熱が前もってしかも十分にできる形の小さいものをがんばって作りましょう。


大きな鍋は強くゆすって熱が均1に通るようにしましょう。


ライスや風味のいいサラダはできるだけ出す直前に出します。


ライスは冷たい水にさっと通して冷蔵庫で急速に冷やしましょう。

家庭のなかの衛生的な問題 7

その際の温度管理はどうなっているでしょう?


多人数の食事を作るとどうしても早めに食卓に出したくなりがちです。


すなわち卓上に数時間も置いたままになるから、温度管理はされていないということになります。


したがって少人数の場合より大きな問題点がありますが、あきらめることはありません。


実際に役立つヒントをいくつかお教えしましょう。


もし、結局はあなたが台所から出るのであれば、外部からプロの力を借りるのがいいでしょう。


かれらは食べものの扱いかたをまちがいなく知っています。


環境衛生士は、町のホールで食堂や仕出し業の設立についてすばらしい考えかたを示しています。


ほとんど必ずといっていいほどかれらは結婚祝いやそういった種類の仕出しについてよく理解しています。

家庭のなかの衛生的な問題 6

温度管理はなかなか難しいものです。


危険温度帯というものがあります。


おすすめの方法は、冷えやすいように大きな塊りを小さくすることです。


これは大勢の人に食事を出す場合に大事なことです。


しかしたぶん大きな冷蔵庫や容器は家庭にないでしょう。


冷蔵庫はきっと詰め過ぎで冷却効果は低下しています。


家庭用の冷蔵庫に、たとえば25ポンドもある7面鳥など入れる余地はないのです。


料理をする人は自分の料理を食べる人たちが"見た目で食べる"ことを知っているので、タイミングよく食卓に出すことは重要です。

家庭のなかの衛生的な問題 5

問題は、温度管理と二次汚染、とくに温度管理にあります。


もし大勢の人への食事の仕度をするのなら、問題はすべてそこにあります。


大量の調理をする必要があるときの問題点は2つ。


1つはおそらく友人や家族に手伝ってもらうでしょうが、その際1つの台所で何人かがいっしょに仕事をすることから思いがけない二次汚染の可能性が高いこと。


もう1つは時間の節約のためできるだけ大量に調理したくなることです。


とても大きな鍋や容器は空気が底まで達しにくく、ある種のバクテリアがとても生きやすい条件をつくってしまいます。


また、大きな骨つき肉は加熱に時間がかかり、不慣れな量のため、ともすると加熱不十分になる危険があります。

家庭のなかの衛生的な問題 4

子どもは何でも口にもっていきます。


それは感覚の練習であり、成長の一過程です。


口の中は感覚が鋭く、それで対象がわかり味や形がどんなものかを学ぶのです。


子どもの口の中に汚いものを入れないようにするのは常識でしょう。


まして家の中に犬などのペットがいるならとくに注意を払うべきです。


次は、たくさんの客をもてなすときの注意です。


家庭の主婦は、家族の結婚・誕生祝い・記念日、あるいはクリケットやフットボールの試合のあとのお茶など必ずしも歓迎できない、おつきあいのための食事の仕度をすることがありますよね。


大勢の人の食事を作るときは特別の注意が必要になります。


そうしないとかなり大きな食中毒を起こし、問題になる恐れがあります。


プロの料理人さえたいへんな失敗をしてしまうことがあるのです。

リサイクルと福祉を結合する

今回は、リサイクルとまちづくりについて考えていこうと思います。


リサイクル活動といえば、ごみの減量や資源化の面で大きな物的効果が期待されますが、その意義はほかにもあります。


活動を通じて隣り近所の人びとが声を掛け合ったり、共同作業に参加したりすることが、まちづくり、ないしはコミュニティ活動の一環としての特徴を帯びることになるのです。


子供たちも子供会などが行う廃品回収活動をとおして資源やごみの勉強をしたり、お年寄りは資源ごみ集積所の管理をするうえで大きな働きをしているケースが少なくありません。


こうして、いまや全国的に見てもリサイクル活動をまちづくりやコミュニティ活動の一環として位置づける自治体が増えています。


東京都東村山市(人口13万余)もその一例です。


市では3、4年前から「ごみを活かす快適なまちづくり」を進めており、リサイクルトナーの推進など、さまざまな活動を行ってきました。


このほど、その一環として資源選別施設(リサイクル作業所)が完成。


稼動をはじめました。


このセンターの特色は、選別作業に市内の精神薄弱者と肢体不自由者が参加し、「福祉とリサイクルの結合」を目指している点にあります。


リサイクル事業が障害者にとって社会参加の場になっている例は、埼玉県桶川市、千葉県船橋市や名古屋市(前二者は東村山市と基本的に変わりませんが、名古屋は授産所での選別作業への参加)などで見られます。